乳がんであると診断されたら

自分自身や自分に近しい人が乳がんであると診断されることは、とても辛いことです。しかしながら近年では、乳がんは根治可能ながんの一つとされています。「がん=死」ではありません。「がんサバイバー」という言葉が生まれるほど、乳がんをはじめとするがん細胞と共存して生活を送っている患者さまは年々増加しています。諦めずに、医師やスタッフと十分にコミュニケーションを取り、自分らしく生きるためのより適切な治療を一緒に考えていきましょう。

よくある質問

Q 乳がんであると診断された場合、
どのような検査が必要ですか?
A
乳がんの進行度を調べる検査が必要です。乳房MRI検査・CT検査・骨シンチグラフィー検査などの方法で、乳がんの乳房内のひろがりや、肺・肝臓への転移の有無、骨転移の有無を調べます。それぞれの検査は、当院から紹介状を書いたうえで、専門の検査機関に予約を取らせていただきます。ご希望の検査機関がございましたら、その旨お伝えください。
Q どのような治療が必要になりますか?
A
主な乳がん治療は、手術・薬物療法・放射線治療の3つがあります。どの治療方法をどの順番で実施するかは、患者さまの進行具合・生活背景・閉経の状況・検査結果をもとに、乳腺診療を得意とする医師がより適切な治療法を提案させてもらいます。
Q 西鶴間メディカルクリニックで
手術や乳がんの治療をうけることができますか?
A
当院は、手術や治療は行っておりません。手術が必要な場合は、近隣の専門病院など、患者さまの病状や生活背景を相談したうえで、より適切な専門施設を紹介させていただきます。
Q 問診ではどのようなことを聞かれますか?
A
妊娠の可能性、乳がんの家族歴、乳腺検査実施状況、自覚症状等をお聞きいたします。

がんの在宅緩和ケア診療も
行っております。

がんの在宅緩和ケア診療を行っております。ご病気を抱えながらご自宅で過ごすことへの不安や心配が少しでも解消されるよう「心のケア」も大切にしております。臨床心理士が在籍しております。